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バイオリン始めました

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モオツァルト

「モーツァルトは、子供が弾くには易しすぎ、大人が弾くには難しすぎる」
よく聞く言葉ですね。
ここでこの言葉を取り上げたのは、ちょうど今読んでいる本に載っていたからです。

『之を楽しむ者に如かず』吉田 秀和 (著)

吉田秀和は、唯一読むに値する誠実な正統派音楽批評家だと思います。
(異端の批評家なら、面白い人は少なくありませんが)

で、この本にどんな事が書いていたのかというと、なんと昔は
「モーツァルトは、大人が弾くには易しすぎ、子供が弾くには難しすぎる」
と言われていたのだそうです。
先の言葉と全く逆ではありませんか!
今こんな事を言うと、顔を真っ赤にして怒り出す人も多そうです。
間違っても、バイオリンの先生の前でこんな事は言わないように。


どちらの言葉も、ある意味での真実を語っていると思います。
モーツァルトは神聖にして侵してはならない存在なのか、それとも子供の練習曲作家なのか。
どうでもいい話ですね。

ただ、鈴木教本の9・10巻はそれぞれ、丸ごとモーツァルトのバイオリン協奏曲第5・4番が取り上げられています。
これは『子供が弾くには易しすぎ』る例ですね。
そして同じ曲が、世界中の主要な音楽コンクールの課題曲としても取り上げられています。
『大人が弾くには難しすぎる』の例でしょう。
面白いですね。


子供が弾くには易しすぎる例、かな?
カイナ バイオリン発表会 2010 1/2



大人が弾くには難しすぎる例?
2009 | Ray Chen | Mozart Violin Concerto # 4 in D : 1st Mvt | Queen Elisabeth Violin Competition



これは何なの?
Mozart: Violin Concerto No. 4, Mvmt. 1 - Vengerov, VFCO



じゃあこれは?
Mozart Violin Concerto #5



わかんなくなって来ました
Ray Plays Mozart Violin Concerto No.3 in G Major K216 (Cadenza by Sam Franko)

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テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

  1. 2010/08/07(土) 23:20:48|
  2. 作曲家・演奏家・楽曲
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

ドッペルの楽譜

ドッペルの楽譜を買って参りました!
鈴木教本には、1st,2nd共第一楽章だけしか載ってません。
そんなんじゃ満足出来んのじゃ!

ザギンのヤマハに置いてあったのは4種類(5種類だったかな?)。
ベーレンライター社の原典版(マンゼ校訂版)、ヘンレ社の原典版(校訂者忘れた、っつうか僕の知らない人)、オイストラフ校訂版、ガラミアン校訂版。
色々見比べてみました。
それぞれ、指使いもボーイングも微妙に違います。

う~ん、正直よくわからん。

ゆいちゃんがオイストラフ版を持ってるので、僕もそれにするかな。
いや待てよ、それじゃ芸がないぞ。
せっかくだから別のにしよう。

さて、僕が出した結論は・・・これだ!
ドッペル ベーレンライター版
マンゼ版です。

ポイントはオマケが付いていた事、ではなく、このなかでは最も最新の研究成果が反映されているからです。
マンゼは僕の大好きなバイオリニストで、彼の演奏はとってもエキサイティング。

この版の特徴は、なんといってもオマケが付いている事。
ピアノ譜+1st,2ndの校訂付きパート譜の他に、1st,2ndの校訂なしパート譜が入っているのです!
さすがですね。

追記 要注意!
古楽奏法に興味のない、一般的なアマチュアバイオリニストが演奏に使用する楽譜として原典版を購入するのは、あまりよい選択であるとは思えません。
細かい話は省略しますが、古楽奏法と現代奏法では、かなりの差異が存在します。
一応、僕はそこまで考えた上で購入しております。
アマチュアバイオリニストにはむしろ、オイストラフ版かガラミアン版、もしくはそれに類する校訂版を選択する事をオススメします。
エディションの選択は、あくまで自己責任で!


さて、原典版なのに校訂者がいるって、どういう事?
つうか、そもそも『原典版』とは何か、みなさんご存知でしょうか?
これはですね・・・
おっと、今日はもう遅いので、またの機会に語りたいと思います。
(といって、語った試しはない)

代わりと言ってはなんですが、校訂者本人の演奏をおきき下さい。
マンゼとポッジャー、イギリス古楽界の最強コンビです!

Bach - Double Violin Concerto (part one)
Rachel Podger & Andrew Manze

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

  1. 2010/06/18(金) 00:25:47|
  2. 作曲家・演奏家・楽曲
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  4. | コメント:6

音楽における“現代”とは何か ~ その2

前回は、主に20世紀後半に活躍した前衛作曲家、ジェルジー・リゲティの作品を見てみました。
今回は、20世紀前半の作曲家、アントン・ヴェーベルンを取り上げてみましょう。
第二次大戦後の前衛音楽に最も大きな影響を与えた、と言われている作曲家です。


ひとまず“現代”とか“前衛”とかは忘れて、この曲をきいてみて下さい。

弦楽四重奏のための『緩徐楽章』
The Faust Quartet plays Anton Webern

ヴェーベルン22歳の頃の作品です。
まさに後期ロマン派の典型的な作風です。
親しみやすいメロディーと単純な構成で、彼の作品では一般に最も人気の高い曲です。


では次に、この曲をきいて下さい。

弦楽四重奏のための5つの楽章 op.5
Quartet Casals. Webern op.5

上の曲からわずか4年後に作曲された作品です。
慣れないと、同じ人物が作ったとは思えないほど違うようにきこえます。
親しみやすいメロディーも調性もありません。
彼はなぜこんな曲を作ったのでしょうか?


まず注目すべきは、弦楽四重奏のための『緩徐楽章』は作曲者の死後、研究者によって発見されたという事。
すなわちヴェーベルンは、上の曲は発表する価値がない、と考えていたのです。
よくよくきいてみると、確かにそれもわからないではないです。
展開の中で明らかに冗長な部分があったり、各楽器の使いこなしが未熟で、弦楽四重奏を持て余しているようです。
(ただし、そういう部分もこの曲の退廃的な魅力の一部になっているのですが)

一方、弦楽四重奏のための5つの楽章は、作曲者自身によって作品番号を振られているだけあって、見事な出来栄えです。
音数が多い割りに、無駄な音が一つもありません。
展開は常にドラマチックで、4つの楽器を縦横無尽に使いこなしています。

ヴェーベルンが、ブラームスのように未発表作品を破棄しなかった事に感謝しなければなりませんが、同時に彼が正式に発表した曲を理解するよう、努力する必要もあるのではないでしょうか。


またもや疑問だけを残しつつ、今回これにて終わり。
さて、ついに次回で今までの疑問が全て解決される・・・のか?
その前に、次回があるのか?

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

  1. 2010/02/19(金) 00:37:23|
  2. 作曲家・演奏家・楽曲
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  4. | コメント:4

音楽における“現代”とは何か ~ その1

初心者バイオリニストさんのブログを見て回って思ったのは、意外とクラシックを知らない人が多いんだなぁ、という事。
バイオリンを始める理由って、クラシックが好きだから、って人が多いのかと思っていましたが、どうやらそうでもないみたいです。
で、そんな人の為にも、クラシックの名曲ガイドみたいな日記も書いてみようかな、と去年辺りから考えていたのですが、なにもせぬまま現在に至ります。
こちらは、今年中に2~3回くらいアップ出来たらいいな、って思ってます。


さて、名曲ガイドの前に、少しばかり思う所を・・・
最初に言っておきますが、これらはみな“音楽”です。

(最後まで再生してると、慣れない人は色々危険かもしれません。適当な所で止めて下さいね(笑))


まずはこれをどうぞ。

Ligeti - Artikulation

これをきいて、バッハの『マタイ受難曲』や、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番などと同じくらいの感動が得られるかと問われれば、躊躇せずに「否」と答えるでしょう。
この人はなぜこんな曲を作ったんでしょうか?


お次はこちらを。

György Ligeti - Poème Symphonique For 100 Metronomes

さすがにさっきのはキビシイですが、こちらはコンセプチャルアートのようにも見えるので、デュシャンやボイスが好きな人なら意外と抵抗なく受け入れられるかもしれません。
メトロノームは何かを象徴しているのでしょうか?


さて、いよいよ核心に迫ります。

Ligeti Atmospheres

この曲は映画『2001年宇宙の旅』で使われたため、ご存知の方も多いでしょう。
映画が作られた当時、この曲はまさにバリバリの現代音楽でした。


これだけだとイマイチ色気に欠けるので、紗矢香ちゃんにも登場してもらいましょう。

リゲティ - バイオリン協奏曲 第1楽章 (庄司紗矢香)

これなら今までとは違って、随分ききやすくなりましたね。
えっ、そんな事ないって?


そして最後にこれをどうぞ。

Parker String Quartet plays Ligeti for NAXOS records

どうでしょうか?
バルトーク好きなら思わず胸が躍るような、凄い曲だと思いませんか?


・・・ここまで書いて、ふと気が付きました。
リゲティの前に、まずバルトークの解説が必要ですよね。
なんてこった!

疑問だけを残しつつ、次回は切り口を変えてお送りしましょう。

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

  1. 2010/02/11(木) 21:38:50|
  2. 作曲家・演奏家・楽曲
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:15

グレン・グールド

たまたま新聞で、こんな番組があるのを見つけたので録画しておいた。今日その第一・二話を見たので、これについて書いてみたいと思う。

グレン・グールド 鍵盤のエクスタシー


僕が初めてグールドをきいたのは高校生の頃だから、今からおよそ20年くらい前だろうか。曲はバッハ「ゴルトベルク変奏曲」の二度目の録音だった。他の演奏家がどう弾いているのか、これしか知らなかったので比較は出来なかったが、とにかく何度も繰り返しきき続けた。
詳しくは他に譲るが、グールドといえば数々の奇行癖が有名で、当時の僕は音楽趣味が屈折し出すちょうど始めの頃だったのだが、今思えば屈折の原因は彼にあるのでは、という気もする。大学入学後に心身ともに不良化した僕も、高校時代はそこそこ真面目だった。真面目な少年には、グールドのような“ちょっとした不良”に対しての憧れがあったのかもしれない。バッハやシェーンベルクを敬愛する点も、“純粋芸術志向”である点も、僕と一致する。同時期に、演奏しながら“歌う”という点で似たようなクセのあるジャズピアニストのキース・ジャレットもよくきいていた(ただし、キース・ジャレットは、多分、不良ではない)。
念のため、一応知らない方のために説明しておくが、演奏しながら“歌う”というと、いわゆる弾き語りとかを想像されるかもしれないが、この二人はそうではない。“歌”というよりはむしろ“うなり声”とか“あえぎ声”といった方がふさわしいくらいで、事実彼のレコードには「グールド自身の歌声など一部ノイズがございます。御了承下さい。」という注意書きがあるほどだ。

グールド本人は、彼の演奏と同じくらいに魅力的で、逸話に事欠かない。その逸話の中でも、最も神秘的な話を紹介しよう。グールドとバッハの「ゴルトベルク変奏曲」に関する話題だ。

「ゴルトベルク」は、主題であるアリアで始まり、その30の変奏が続いた後、最後にアリアがそのままの形で返ってきて終了する。音楽的にも数学的にも美しい構造の曲である。
若いグールドが初めてレコーディングしたのが、このバッハの「ゴルトベルク」であった。録音に対して異様なまでにこだわりを持ち、後にコンサートをドロップアウトまでした彼が、晩年最後に録音したのもまた、「ゴルトベルク」だったのだ。この男の人生とバッハの変奏曲の類似点は、果たして偶然なのだろうか。
現在、グールドが単なるピアニストとしてだけではなく、ある種の伝説となっているのも、この運命的な逸話があるからこそではないか。バッハの生まれ変わりといわれた彼の演奏をきいていると、なるほどバッハ本人もピアノを使えばこのように弾いたかもしれない、と思えてくる。


さて、この日記を書こうとしてwikiを調べたが、なんとこの逸話が誤りであるという!真面目な少年の空想は、20年の時を経て現実へと変奏されたのだ。コンサートは死んだ!、そして今、神も死んだ!

なんちゃってね。まあでも、彼の録音の価値は今も変わらない。と、多少強引にまとめてこの日記を終えよう。



テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

  1. 2008/05/24(土) 22:04:53|
  2. 作曲家・演奏家・楽曲
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

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Author:che
バイオリン始めました。
新しく足を踏み入れた世界は、知っているようで知らない事ばかり!
これからバイオリン弾きになろうとしている人の一助になれば幸いです。
また、すでに経験豊富な方からの暖かいご助言などいただければ、これまた幸いです。

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